2011年9月14日水曜日

自転車レースは顔芸か

レース中の表情についてなんとなく話す機会があったので思いを巡らしている。

とある選手が「苦しいときに苦しい顔しちゃたら、余計苦しくなるから」と言っていた。

強い選手というのは苦しそうな表情をみせないことが多い。強いから苦しくないのだろうと思うかもしれないが、ゴールした瞬間にフラフラになることはあるから苦しくないわけではないようだ。

苦しいときに笑顔を意識的につくってみるとする。自己暗示にかかってスッと楽になる瞬間がくるかもしれないと思えなくもない。苦しいという暗示よりも力に繋がるのはなんとなく想像できる。

余裕の表情をみた他の選手の心が折れる可能性はゼロではない。

どれだけ自分をコントロールし、どれだけ相手をだませるか。うまくいけば展開は変わる。自分に追い風がやってくる。

アイウェアも表情をみせるものを選ぶのか、隠すものを選ぶのか。

表情をコントロールするのも戦術のうちだ。

苦しいときは苦しい顔になってしまうし、笑顔をつくれるうちは余力十分で、そのときの自分はきっと遅い。簡単な問題ではないが普段の練習でも意識をするようにしてみたい。

2011年9月5日月曜日

斜度を数値で確認する意味

人間の感覚とは、いい加減なものである。

体調やそのときの諸条件によって、同じものでも同じように感じないことがある。昨日美味しかったチョコが今日も同じく美味しいとは限らないように。

ん、美味しいですか。そうですか。

例えば、長い峠道を淡々とのぼるとする。斜度7%であったり3%程度だったり、平均5%くらいの距離15キロくらいのそういう坂道。元気な時の3%は3%に感じるかもしれない。7%は7%くらいに感じるかもしれない。

まんまだな。そう、疲れてない身体なら地図の通り、そのまんまに感じるかもしれない。

だが、人間の感覚とは、いい加減なものである。

きっと疲労しているはずだろうと思う負荷を脚に与えてしまった場合、3%が5%くらいに感じてしまう場合がある。いや、2%が5%くらいに感じてしまうこともある。1%が3%に! などなど。いつもならアウターでのぼってしまう斜度なのに、妙な思い込みにより軽すぎるギアで無駄にヒィヒィ言ってしまう。

とくに攻めのメンタル、鉄のメンタルを持っていない、私のような人はそうなりがちなのではないかと思う。脚がへばる前に、脳が制御してしまう。脚はもっといけるのに。

そこでオススメしたいのが斜度計。
自転車専用の水準器
ちょっといいサイクルコンピュータにも斜度表示がある。

元気なときならアウターで楽々いけてしまう斜度を斜度計で目視したら、疲れているという意識を捨ててそのギアに入れて少しもがいてみる。

グイグイとスピードが乗ってきたら成功。ダメなら残念。

経験値の少ない試行錯誤が必要なヘタレな自転車乗りだと思うなら、ぜひ試してみてほしい。

人間の感覚とは、いい加減なものである。

昨日美味しかったチョコが今日美味しいとは限らないのだ!

ん、美味しいですか、そうですか。

2011年9月1日木曜日

チューブラー・デビュー

来るべき決戦のため、勝利のために、チューブラータイヤ(challenge GRIFO 32)を導入することにした。

シクロクロスで使う自転車にはMTBのサスペンションのような衝撃吸収をする機能がない。

そのためタイヤの空気圧を低めに(2気圧くらいに、手で押した感じではパンクしてるのかと思うくらいに)して、その柔らかさでもって振動吸収をさせるようにセッティングするのが普通だ。

クリンチャータイヤ(WO)で空気圧を下げ、コーナーで無理な角度で突っ込もうとすると、ある時点でカクンとよじれてしまう。オッと危ない!と思うくらい突然よじれるのでそれを経験すると、よじれが発生させないように乗れるようなテクニックが身につかない限り、コーナーワークではゆるめの走りに終始する可能性が高い。

それに対し、チューブラータイヤはタイヤとホイールが接着剤で固定され一体化しているため、そのカクンとなる瞬間はこない。土のグラウンドでグルグルと旋回してみたファースト・インプレッションとしては、確かにそれがなかった。

この違いは大きく、走りは相当変わると思われる。クリンチャーと比較しちゃうとズルイくらいだよこれは。曲がりまくりだぜ!