2014年3月4日火曜日

懺悔しなくてはいけません。「関東クロス第2戦 秩父」

枯れ葉のレース。写真:Do

ひとつ、懺悔する必要がありました。このブログに結果を残していないレースがあります。「関東クロス第2戦 秩父」でのことです。

カテゴリ2残留のためのチケットを手に入れるためにマウンテンバイクで出場しました。

大事なことなので、繰り返し書きますが「シクロクロスのレースにマウンテンバイクで出場」しました。

この秩父のコースレイアウトは、マウンテンバイクが圧倒的に有利なものだと過去の出場経験者から聞いていました。

マウンテンバイクでの出場は、カテゴリ2のレギュレーションからは逸脱してはいません。

しかし、マウンテンバイク有利という甘い誘惑に誘われ、顔を知る多くのシクロクロッサーの中でマウンテンバイクにまたがることになるとは。残留、否、カテゴリ2への昇格の価値がどれだけのものだというのでしょうか。

そんな私のマウンテンバイクを指さされ、顔面の前にまでも指を突き出され「いいのか、それで!」と罵倒されても黙秘を貫き、凍てつく冬の秩父の地にときおり射し込んでくる太陽の光だけを友にスタートの合図だけを黙々と待っていたわけです。

いいのか、それで。いいのか、それで。自問します。これは残留のためのレースです。もはやシクロクロスではなくなっていました。

マウンテンバイクにまたがり、シクロクロッサー失格の烙印を自らに押したのです。

スタートの号砲が秩父の山に轟き、その音に多くのシクロクロッサーが心拍をあげ、それに呼応するように鳥たちの影がざわめくのを感じました。

最前列から先頭で入った第一コーナーで曲がれません。

泥沼化した急な斜面では自転車から降りなくてはなりません。重いマウンテンバイクが体力を削ります。慣れないマウンテンバイクがレースを過酷なものにします。

先頭だった私は、つぎつぎと順位を落としていきます。レースが終わり嗚咽。苦しさに耐え、流れ出たよだれが顔面の体毛に絡みます。マウンテンバイク有利とは何だったのか。

苦しくて首が傾く。いいのか、それで。写真:Do

マウンテンバイク有利なコースでマウンテンバイクで出場し、残留チケットを手にすることすらできませんでした。慣れないことをするものではありません。

シクロクロスで出場するほうが速かったのではないかと。

それを後悔した瞬間、自らに押したシクロクロッサー失格の烙印が、淡く消えていくのを感じていました。

2014年2月25日火曜日

C2残留やれんのか。崖っぷち3連戦の最終戦「茨城シクロクロス」

写真:タンネさん
残留をかけての崖っぷち3連戦の最終戦「茨城シクロクロス第2戦」に出場してきた。このレースで66%以上の順位に結果を残せば、カテゴリ2残留。ダメなら降格でシーズン終了。

カテゴリ2は約12時スタートとはいえ、早朝に到着してものんびりという感じでもなく、ウォーミングアップのためのウォーミングアップを含めたウォーミングをしたいこと、アップ後に決戦用ジャージに着替えることを考えると、10時くらいから動きはじめなくてはならない。

この時間にスタートするほかのカテゴリを観戦できないのが残念だけど、狙ったレースではまず自分を中心に考え、集中力を高めていくことにした。自分がまずは楽しむ。それでいいんだ。

アウトドア・アイテムに囲まれたTeamTAMAGAWAの清水さんが、お汁粉を食べているのを横目に「え、スタート前にお汁粉?」とひとこと牽制し、ウォーミングアップの準備をする。

小貝川河川敷の寒空の下、汗だくになるまでローラーをまわす。「いまのキツイは、レースでのラクをつくる」と信じ負荷をかける。

滴る汗をふき、ポカリスエットと水で水分補給、VESPAと梅丹本舗のカフェインプラスで合法ドーピング。この組み合わせも今日で3戦目。効くか効かないか、結果は出たが体感はない。

着替えたジャージのゼッケンは16番。スタートは前から2列目で悪くない。いつも上位でゴールするTeamTAMAGAWAのふたりを残留基準にし、離れないように意識する。

Facebookでは「全力アシストします」と言っていたTAMAGAWAの金子さんが、スタートラインでマイクを向けられ「表彰台狙ってます」と答えた。全力アシストはどこ行った? いいのか、それで。

出走者は33人、21番目ぐらいまでが残留基準。スタートで少し前に出てあとは耐えしのぐ、ここ2戦のやり方を踏襲できるか。

スタート!  可も不可もないスタートダッシュと安全第一の自転車さばきで、計画通りに少し前にでる。

しばらく7番目くらいで進むが、カーブのたびに前につまってしまい必要以上にブレーキングさせられる。

ほぼベストな空気圧で使ったときのIRCのチューブレスタイヤ「シラクCX(SERAC CX)」の旋回性能の高さにニヤリ。

これまで黙ってはいたけど、カーブが誰よりも下手だと自覚していた。とにかく曲がらず、外にふくらんでいた。

写真:MakotoAYANOさん
後続に追いつかれることに怯えながらも、ふくらまないようにスピードを落とした。加減速のギャップは体力を奪いとる。だからとにかくそれを補う体力をつけなくてはいけないと思っていた。

「プロなんかはねー、空気圧1.3や1.5くらいまで落とすんですよ」とかいうタイヤベコベコ至上主義に騙されていた。

この風潮には「騙されていた」とここでハッキリ言い切りたい。それぞれのタイヤのそれぞれのセッティングを見つけることが重要。

崖っぷちの3連戦の中に、覚醒をみた。眠っていた力の開花を自分のなかに感じていた。

しかし現実問題、前がつまると無駄に体力を消耗してしまうので、その結果直線で離される。

「いま10位くらい!」
「いま12位!」「いま15位!」

写真:春日部写真店
抜かれる、抜かれる。あきらかに脚力の差があり、背後につくことも許されないスピード差でブチ抜かれる。

スピード差をつけてブチ抜き、相手の心を折る作戦も含まれているにしてもライバルたちは速い。

残り1周の表示。高密度に順序がひしめき合うカテゴリ2では、たったひとつの転倒が命とりとなる。まだまだ安心できない。耐えるところは耐え、絶対に転倒してはいけない。

写真:タンネさん
耐えて耐えて、耐える。とくに直線を耐える。耐えてつらくても脳は明晰に予定通りの場所にタイヤを向かわせ、予定通りにコースをトレースする。

ラスト1周、今シーズンのすべてのベストを集約する。さぁ吐くまで踏めるか!

結果、14位でゴール。ゴール後「おめでとう」と言ってくれるライバルたちと握手する。昇格までもう少しだった3位の選手まで「おめでとう」と祝福してくれる。なんという心のひろさだ。これが強いものの優しさだ。

拾ってしまった子猫の飼育と犬のペコの世話に、残業増で練習ができなかったことに加え、出場したレース中のトラブルも多く3回もDNFと今シーズンはホントに厳しかった。

そしてIRCタイヤ。このタイヤにかえてからの崖っぷち3連戦、乾いたスピードコースの湘南、進まない泥の桂川、そして今回の茨城を転倒ゼロで、連続の残留基準クリア。

これまで、チューブラー使用でベストのセッティングを出せずにいたという気づきを与えてくれたIRCのシラクCX。タイヤにどこまで求めるかにもよるんだろうけど、必要十分の性能だと思う。

来シーズンは何を使おうかと、思い巡らす機材スポーツの楽しさはベストなセッティングを知ることで加速する。ベストな空気圧を見つけた高価なチューブラーで、空気を切り裂くディープリムのホイールだったらどうなんだろうか。シラクCXで十分とは言ったものの、それもまた気になるねというのが正直な今の気持ち。

ついにコーナーワークという大きな伸び代をほぼ失った。来シーズンこそ、勝負の年だ。

ピットに入ってくれたTeamCUOREのみなさん、会場で工具を貸してくれたスネルの諏訪さん、応援してくれる人たち、レースでやりあえたライバルたちに感謝します。金子さんの全力アシストにも感謝します(¬_¬)

2014年2月4日火曜日

桂川でやれんのか、初めての関西シクロクロス(2014/2/2)


京都の泥を巻き上げるために、初の関西遠征。写真:yasuさん

残留チケット1回目(3回で残留)を得た「前回の湘南シクロクロス」に偵察に来ていた京都のマリオは言った「湘南のカテ2遅っ、湘南はカテ2.5やな」と。「?」顔の自分に「桂川に来ればわかる」と。

ならば、行ってやろうじゃないの。残留チケット2回目を掴みに行こうじゃないの。関西のレベル、どんだけのもんだべさ!

さて、ナビに翻弄され、迷いに迷って桂川。着いた途端「グエルチョッティのそれ、メッチャかっこえ」と小学生に絡まれる。「カンパニョーロでメッチャかっこえ」、初対面でもグイグイとこれも関西らしさだろうか。そんな初関西シクロクロスで初試走。

「GPミストラルに似ていて、得意なヤツだわ」

しかしこれ、京都のマリオが言うに「例年の桂川の2倍きつい」らしい。私の得意宣言に「関西は湘南とは違う。残留? むり、むり」と再度、圧をかけてくるマリオ。お主、ワリオか。

三船雅彦氏によるシクロクロス教室にも参加し、盗める技は盗む。それなりに乗れているし、いまさら習うことなんて……と思っていたが、1周3秒を縮めるヒントがそこにはあった。

他のレース会場でも使えるヒントではあるが、参加費500円を払ったので、ここには書かない。なんでもネットでタダだと思ってはいけない。

三船教室で手をあげる良い子のみなさん。写真:高木さん

はい、変わって次の日レース当日。夜から降った雨でコースはグチャグチャ。斜面は滑り、平坦は重い。「例年の桂川の8倍くらいはきついんじゃないか、マリオ」というコースに。

乗車できない場所が増え、そこでは渋滞になるだろうから、残留チケット2回目ゲットするには、とにかくスタート位置とスタートダッシュ次第ではないかと。前に出て、耐える。それしかない。

出走人数は72人。

スタート位置は、関西シクロクロス前レースの獲得ポイント順だとかなんとかで、スポット参戦の関東組には厳しい厳しいほぼ最後尾。関西シクロクロスの運営がしっかりしすぎて、関東勢が前に並ぶスキはなし。さすがの関西シクロクロス。私はつらい。

マリオ、このやろう。写真:ムスメミユキ

スタートして直線で30番目くらいまで前に出る。長い直線を終えても視界に入る京都のマリオをはやく消したいと焦る。

今日もタイヤはIRCのシラクCXだろ。写真:ムスメミユキ
毒の沼地で。めっちゃかっこえ自転車も泥まみれ。写真:つっつん

やはり前回同様「SHAMALにIRCのシラクCX」のおかげでコーナーは余裕。しかし、苦手な担ぎ、苦手な押しで体力が削られ、踏め踏め区間で次々と抜かれてしまう。

知人たちの応援の声も聞こえるが、周を重ねるごとに「こりゃダメだろう、ダメだろうけどまぁガンバレ」という雰囲気の声色になっていく。追い打ちでコーステープがクランクに絡まり頭真っ白。絡まるテープを解き、ちらりと振り向くと、後ろに続くものはなかった。

終わった。終わったか。

関東組よ、関西は障害物が高いぞ。写真:ムスメミユキ

関西、京都くんだりまで遠征して、終わったのか。終わっていても途中で投げ出すこともできず、苦しみの表情を演じなくてはならないのがシクロクロス。そう落胆している自分に「はい、45、46、47〜、50まで残留」の声。

「後続なしというか、後ろは遠いのね、離れてるのね、心が折れているのね」と俄然やる気に。とにかくこの位置をキープ。我慢、我慢。

我慢の末、最後の1周でひとりを抜くオマケつきでゴール。おそらく46位だが、天の声のカウント頼りで、順位に確信はなく、よろこびのガッツポーズもなく。

ゴール後の心拍数急降下で胸が苦しく嗚咽が止まらない。

結果は、46位で残留チケット2回目をゲット。ここまで超崖っぷち。残留に向けた過程が熱すぎて倒れそうだ。

関東組のみなさん、現地でお会いしたみなさん、応援してくれたみなさん、ありがとうございました。アウェイながらもホームを感じて、おかげさまでひとまずの目標を達成できました。

次戦はシクロクロス東京をパスし、茨城シクロクロスに参戦。おそらく、これが今季最終レースで、ここで残留するか降格するかが決定するだろう。

※業務連絡……IRCのタイヤ(シラクCX)にかえてから残留チケット2連続ゲットです。これは結果が出るタイヤということです。チューブラーは敷居が高いと思う人は迷わず買えばいいと思う。買うときは「あさかのブログをみたので」とひとりごとを言うのだぞ。

そしてつい最近、なにやらマッド用が発売になったとか。マッド用ではなくても十分に走れたというのに。マッド用ならもっと走れちゃうのか、だったら無敵だな。IRCさんへ。供給お待ちしております!

2014年1月28日火曜日

湘南ベルマーレシクロクロス第3戦、シラクCXを実践投入(2014/1/26)

スタート位置よし。がんばろう、オレ。写真:春日部写真店のおださん

脳天直撃の1回転で1周もできずにDNFになった前回の湘南ベルマーレシクロクロス第2戦からたったの2週間後に、湘南ベルマーレシクロクロス第3戦が開催された。

頚椎捻挫の治療にほぼ2週間。癒えてきたと安心していたらひどくなったりで、トレーニングらしきトレーニングはできずにレースをむかえた。

唯一の「のぼって、くだって」。写真:山口でC2残留を決め、関東観光中の京都のマリオ

残留のためにやったことと言えば、IRCのチューブレスタイヤ(シラクCX)を導入したことくらい。タイヤの恩恵を受けるためというよりも、ロードで使っていたCampagnoloのホイールSHAMALを使えることが強力な武器になるだろうという目論見。

どこまで低圧にできるか、その限界値が低いほどしなやかで、グリップ力があると高く評価がされがちなシクロクロスのタイヤ界。「よくわからないけど、低圧にして満足していた自分」にシラクCXは新しい解を提示してきた。

極端な低圧よりも、少し高い空気圧のほうが曲がるのだ。タイヤが腰砕けになってコントロールできなくなるところまで空気圧を下げてもダメだったのだ。ベストな空気圧が思い通りの操舵性をつくる。この発見をもって湘南ベルマーレシクロクロス第3戦に出場した。

スタートは最前列。残留へのチケット1枚目を絶対にとる。同じく最前列に並んだTeamTAMAGAWAの面々についていけば、それで1枚はとれるだろう。勝ちはのぞんでいない。

ペースをつかむために始めから先頭に出るつもりはなく無難なスタート。テクニック不要の踏め踏め区間でパスされることが多かったが、ベストなセッティングが出せたシラクCXのおかげで、コーナリングが思った通りに描けた。

つった両脚にきびしい。写真:京都のマリオ

背後につかれてもインを絶対に刺されない自信を持ってコーナーを攻められることが、体力の消耗を最小限に抑える。

結果39人出場で16位くらい(未確定)でゴールし、残留チケット1枚目ゲットに思わずガッツポーズ。ほとんどの人にとって意味不明で「ネタ認定」されていたらしいガッツポーズは、心からの渾身のガッツポーズだ。

注釈:勝ってない。写真:京都のマリオ
注釈:勝ってない。写真:ゆみちゃん

しかし、レース中に両脚がつるとは。初めての経験だ。拾った子猫の世話、飼い始めた子犬の世話、毎日の残業、激務薄給が自分の残留争いを熱くしている。

残留チケット2回目をとるため、次戦は初の関西シクロクロス(桂川)に上陸!

2014年1月21日火曜日

シャマルにIRCのシラクCXを

シャマルにシラクCX、首の痛みあり
CampagnoloのホイールSHAMALに、IRCのチューブレスタイヤ・シラクCXを装着してみた。強風が吹く荒川を河口まで乗ってみたところ、この区間の最高速度を大幅に更新したようだ。

このあたりは日々の朝練で乗っていたところなので、この日のような強風が吹くこともあったわけで、タイヤの性能とホイールの性能がこの結果を出したと言っていい。

これは思惑通り。

シラクCXの評判はすこぶるよく、レースでも満足に使えるレベルにあるという。使えるチューブレスタイヤの登場によって、レースでSHAMALが使えることが大きい。

自転車競技をやる限り、機材の力は否定できない。

2014年1月12日日曜日

湘南ベルマーレシクロクロス、最低の結果と最高の演出(2014/1/12)

う、ブレーキ遅すぎた!
タイヤロックして制御不能!
階段のほうになぜ行く!
ぐわしゃ
……
湘南ベルマーレシクロクロス(会場は初開催となった中井中央公園)に参加してきた。

抜きどころの少ないこのコースでは「勝負どころと思われた1発目の急なのぼり」で、意外にも上位のほうで山頂まで辿り着いてしまって、アドレナリンどくどくのレースモードになってしまった。

この下りを完全にオーバースピードで突っ込み、先は行き止まりなので結局その分ブレーキを強く握ることになる。タイヤはロック。ぬめった路面でふらついてこのような結果に。

強く頭を打ちつけてしまい、またしてもDNF。1周もできなかったどころか、この後に待ついくつかの危険箇所にも辿りつけてもいないという不甲斐なさ。

完全に自分のミスだ。

試走ではたやすくこなせたコースでも、本番ではまったく別物になってしまう。ミスとはいえ、今シーズンのついてない具合は、まさに降格への青信号。

すでにむち打ち状態で、寝ておきたらもっとひどくなるんだろうな。


「明けない夜はない」というポジティブな言葉を耳にしたことがありますか。私は明日、目覚めたときの痛みが怖い。しかし「明けない夜はない」。ネガティブな意味でな。


2014年1月9日木曜日

フロントのシングル化、カンパニョーロCXクランクにWOLF TOOTHの場合

最先端を行くならWOLF TOOTH
前回のレースでスペアバイクがあるにもかかわらず、ピットに置かずにパンクDNFという失態をおかした反省から少しだけ散財をすることにした。

フロントの変速に不安があり(シマノ比)、インナーに入れることにややためらいがあったグエルチョッティのフロントシングル化。

どうせなら時流に乗りたく、チェーンリングにはWOLF TOOTHを選択。歯が長く、チェーンの脱落も防ぐという噂。

カンパニョーロのCXクランクにインストールするには、チェーンリングに加工が必要(おそらく自己責任)だそうで、それをブログで紹介しているAbove bike storeへ。

店主の須崎さんはシクロクロッサーで、カテゴリ2を走るライバルのひとりでもある。いつもお世話になっているショップではないけど、これもシクロクロスが結んだ縁と、今回の魔改造をお願いした。

インストールを終えたグエルチョッティにまたいでみて、自分がアウター至上主義になっていた理由がわかった。

アウターリングを装着した状態でインナーに落とすと、チェーンに余裕がありすぎ、ダイレクト感が削がれているのである。思うように力が伝わらないように感じるそれが嫌いであった。

フロントをシングル化したことでチェーン自体も必要十分な長さに最適化されたので、小さなチェーンリングでもダイレクト感が残ってくれる。

フロントの歯数、リアの歯数の組み合わせ次第では、関東で開催されるレースのほとんどに対応できるはず。

原則スペアバイクなので、試走してみて考えればいいやというお気楽な立場でブログに残しておく。

Above bike store
http://www.abovebike.com/

2013年12月24日火曜日

湘南ベルマーレシクロクロス(2013/12/23)

愛犬ペコがシクロクロス初参戦(写真:ごんださん)





先頭に並んだら「次にすること」は?(写真:ごんださん)
「先頭にでる」だろ! ドヤッ(写真:春日部写真店さん)
湘南ベルマーレシクロクロス(AJOCC)に参加してきた。

最前列スタートとスタート順に恵まれ、スタートダッシュ。ペダルキャッチもバッチリというほどではないのに、まわりが手加減してるのか、スルスルと1年以上ぶりの先頭に。

誰にも進路を邪魔されない先頭の気持ちよさ。思い出すねぇ、シクロクロスで毎回ワクワクしていたあの頃を。毎レースのように先頭にたち、オーバースピードで突っ込みまくっていた、楽しかったあの頃を。

半周ほど進んだところで、とんでもなく速い人(元プロ選手とか?)にぶち抜かれても気持ちは折れない。なぜなら、今日の参加は残留が目的だから。

あげるところはしっかりと腰をあげ、踏めるだけ重いほうにギアをかける。2周回終了で5位くらい。振り向くと後続も疲れだしていたようで迫ってくる人はいない。このまま行けば、もしかしたら一発残留。悪くても66%以内に残れそう。

そんな計算が頭をめぐり、先頭ではないながらもアドレナリンが出てきたのか、苦しくない。「風邪が治ってないのにイケるのか! もっともっと踏めるだけ踏もう!」と気持ちが乗ったところで後輪のタイヤがパンクした。まったく進まない。

ブレーキシューにタイヤのサイドがこすれるイヤな音。

戦いは終わった。「パンク後の自転車は曲がらない」の図(写真:ちちごん)

湘南は相性が悪い。去年は前輪パンクでDNFだ。

コンクリートの斜面からコンクリートに降りるコース設定が、タイヤにやさしくないので、空気圧を思い切ってあげられるかが重要。タイヤのグリップの粘りを優先して空気圧を下げ気味にし、その結果パンクでDNFじゃ救いようがない。

自分だけではなく、多くの人がパンクトラブルをおこしている現実を見ちゃうと「もう少し機材に負荷がかからないコースにして欲しいなぁ」とは思うけど(運営ディスりではない。こーゆー思ったことを書くと、下手なくせに運営ディスってるとか言う人いるけどね)、コース自体はとても簡単で、ゆっくりおりれば危険ではないものだ。

気持ちがのって、スピードものってくると、パンクしちゃうのよね。試走じゃいけてもね。

空気圧のセッティング、スペアバイク。今回のレースでの反省点はこの2つ。
スペアバイクは、なんとなく2台持つという意識ではなく、ピットに置きたくなるよう同格程度にセッティングしよう。「アレは練習用」くらいの自転車ならピットに置けないし、置きたくないからねー。ローラー用としてのスペアバイク持参となってしまった。

「1台はカンパニョーロ、1台はシマノのコンポなので、レース中に乗り換えしたくないんだよなぁ」とか。そう思わないようなセッティングにしよう。同じフレーム、同じコンポ、同じホイール、同じタイヤがベスト。

残留赤信号は続く。すべてがうまく噛み合わないね、今シーズンは。すっかり勢いを失ったブログです。
レース後、WAKO'Sの方にピカピカにしていただきました。
ほんとにピカピカ。みなさん、迷ったらWAKO'Sを買いましょう。

2013年12月9日月曜日

シューズが壊れた。


3年ほどお世話になったシューズが壊れた。思い出す、いくつものレースもこのシューズとともにあった。親愛なるシューズよ、ありがとう。

2013年11月22日金曜日

野辺山シクロクロス2013、2Days

 
野辺山でデビューしたANCHOR CX6と(写真・Kikuzoさん)

2013年の野辺山シクロクロスが終わった。

ゴール直後、グッタリする自分に「お疲れさま」と声をかけてくれる知人に感謝したい。お菓子もありがとう。

多くのスター選手が集まる野辺山で、今季はカテゴリ2の残留を目標にやっている程度の期待値の低い自分に声をかけてくれるってホントにありがたいことなんだ。

残留のための下位争いスプリント。よだれが出続けるなか耐えて走る感覚を久しぶりに思い出した。


フードコート横を走る(写真・Juncoさん)

昨日の順位が残留キップの1枚を得るものだったかどうか、結果詳細はまだわからない。スプリント争いに負けたことでキップの1枚を逃したかもしれない。

レース後のこの腰の痛みは、弱いときの自分にしか発生しない痛みだ。

いまするべきは、よだれをたらしてしまうほど強度の高い日々の練習だろう。応援ありがとうございました。


苦しい表情でも遅い(写真・Odaさん) 


劣化してもこの程度の泥は乗れるわい!(写真・ムスメミユキさん)

とFacebookに書いた。

結果は2日間の出場で、残留キップの1枚も得られず。完全に残留赤信号。今シーズン、レースの予定はそこそこに入ってはいるが、練習をする予定がないのにレースだけ出ても残留などできない。


速そうではある。遅いが!(写真・大滝さん)

9月初旬に生後推定1日のネコを拾い、それから約10日後には飼うと予定していた仔犬が、予定通りうちにきて、自転車どころじゃない生活がずっと続いていた。


うちの犬「ペコ」、生後4ヶ月。かわいいじゃろが! 放置して練習できんのか!

練習しないと弱くなる。そう、練習していたからある程度走れていたのであって、普通の生活をし始めると、こんなもんなんですな。DNA的にこんなもの。むしろ、カテゴリ2に昇格できるほど練習していた自分を褒めたいくらいよ。

そもそもいっしょに走るカテゴリ2出場の人たちは、練習してる人ばっかりよ。どっかで1位か2位になったことがある人しかいないんだから。

いいわけすんなオレ。いや、いいわけするのがオレだ。そうだろ、おい。

「番号順スタート」と聞いていたから大人しく待っていたら、実際は名前順で1番はじめにコールされ気が付かず、途中で訴えても審判員の威厳を保ちたいのか何か知らんが「最後尾な」と軽くあしらわれ、実際に最後尾スタートだったから何だ?

強ければそんなの関係ないわ! 強ければそんなの関係ないわ! 強ければそんなの関係ないわ!


ネコが落ちていた。母猫に捨てられたのか。目もひらいていない


下痢で体重が減り、死ぬのではないかと悩み、動物病院へ駆け込む。
そして目が開く


深夜2時の授乳、早朝4時の授乳、8時に授乳、12時に授乳……。
そしてウンコ処理の日々


かわいかった。かわいかったけど、猫アレルギーなのよ


そして、このかわいい盛りに里親へ譲渡。
譲渡の日の前日、iPhoneのカメラを自分に向けて、記念のツーショットを撮る。
泣いた。シクロクロス以外で泣いた

……、じゃあの!


2013年11月5日火曜日

課題発見!?「東北シクロクロス 猪苗代湖」2013

無事故・無落車、無難なスタート(写真・有岡建設さん)
11月3日の「ツール・ド・東北」のボランティア活動を終え、11月4日の東北シクロクロス「猪苗代湖」に参戦してきた。

カテゴリ2の出走数は19人。20人に満たない今回のレースは優勝者だけがカテゴリ1に昇格する。2位じゃダメなんですよ、2位じゃ。
軽快に障害物を飛び越えているようにみえるがー(写真・春日部写真店
去年の猪苗代湖は乗車したままいける人、いけない人がわかれる絶妙なコース設定で、乗ったもの勝ちという印象だったし、実際、自分自身は乗れる人だったこともあり、今回もそこそこの結果を出せる自信があった。

(写真・Tanne Momikoさん)
がしかし、試走をしてみて愕然。乗れない区間が大幅増。砂が深い。

スタートはアスファルトを直進する。他の出場者に囲まれたスタート位置からスタートし、前にでることもできず安全走行でシングルトラックへ。シングルトラックに入ると先頭が遅く、しばらく詰まった列で進行する。

抜きどころなく、ひらけた砂地区間までそのまま。

砂地でバラける。乗れない区間では、他者が光の速さにみえるほどの鈍足っぷりを発揮して次々と抜かれてしまう。

ランで抜かれて差がついて、乗車区間で追いついてもそこはシングルトラックで抜きどころなし。その繰り返しで、先頭とは差がつくばかり。

後輪に太い木が入りロックするなど、小さなトラブルもあったけど、そもそもこんな走りじゃ、そんなの関係ない。そう、それくらいわかってる!
シクロクロス界一の鈍足(写真・Tanne Momikoさん)
結果は、出し切った感が薄めで19人出場中の16位。トップとは約4分差。4周しているので、ランで20〜30秒のロスしている可能性も? 自分はそれくらいランが遅い。

「こんなにかかとがパカパカするシューズでよくぞあの速さで走れるものだ」と、Team12soの面々にレース後に問うと「パカパカしないし」「それシューズあってない」の大合唱。

「かかとが1センチも浮かないのか!」との問いにも「浮かない」と。

かかとがパカパカするから、前へ踏み出せない。前へ飛べないのよね。

シクロクロスで使うMTBシューズは、そもそも走るためのシューズではないんだし、みんなそんなものかと思っていた。同じ条件のもと競い、自分はただの鈍足かと思って疑ったことがなかった。

水玉のソックスを気にいってはいているけど、もしかしたらこれが原因か。シューズそのものの問題か。ランが極端に遅い原因がここだとしたら、早急にこれを解消しなくてはならない。

ちなみにジョギングは不得意ではない。短距離走ならスピードもあるはずなのだが。鈍足のわけがないのだが。が!

野辺山シクロクロス2daysに続く。

2013年10月15日火曜日

茨城シクロクロス(AJOCC)


それなりの乗車姿勢で追走。余裕あるね。(写真:さいかちさん)
オンザロードの影山さんがオーガナイズする「茨城シクロクロス」に参戦してきた。

結果から書くと参戦というレベルじゃない。たった1周と少しまわったところで、後輪のタイヤが外れて、そこでレースを終えてしまった。

1周目を9位くらいでまわり、優勝候補といわれていた黒いジャージのライバルを射程圏内に追走。心拍に余裕があり、1枚か2枚ギアをかけることも視野にいれつつ、さぁこれから!という2周目でタイヤが剥がれ、ブレーキロック。後続に抜かれまくり、メンタル的にジ・エンド。

試走では問題なかったリアのタイヤ。試走と本番では負荷のかけかたが違うのよね。

原因は、去年貼り付けたものをそのまま使用したこと。これに尽きる。

帰宅後、確認すると前輪はしっかりと張り付いていたが、後輪は、残りの部分も弱い力を加えるだけで簡単に剥がれてしまった。去年のお台場シクロクロスの砂の粒子とリムセメントが反応して硬化してしまったのかも。

まぁ、とにかくシーズン前に張り替えていれば防げていた話。

これシクロクロスの先人の知恵としては当たり前のことかもしれないが、身近なところにそれを知る人がいないので、自分は一からトレースしている格好だ。

このブログを読んだ人は先人の知恵として活用するように。

先人の知恵繋がりとして、写真を1枚。

ゼッケンはこうやってつける
池本選手が「ひとり遠征時のゼッケンのつけかた」を披露してくれた。脚のヒザで擬似的に肩をつくりゼッケンをとめる。「シクロクロス、ひとりでできるもん」を目指すしかない人見知りシクロクロッサーにオススメ。

茨城シクロクロスは、コースは良かったし、実況もスタート前の選手を鼓舞する和太鼓演奏の演出も素晴らしかった。また走りたい。

2013年8月28日水曜日

進め進め、三等兵。苦しくても留まるな。

ちーたまのカブキまくっているニュー・ジャージ
TEAM TAMAGAWA(以下、ちーたま)の面々とドSな鬼軍曹のお誘いを受け、マウンテンバイクで某山へ。冬のシクロクロス会場でしか会えない人たちと夏にも会えるとは。これもシクロクロスが結んだ縁。ありがたい。

ここで登場した鬼軍曹は、前々回のブログエントリーの最後に登場する「今日、何しにきたのー?」の彼であるからして、今日の山行きは覚悟して挑まなくてはいけない。

しかし、これが想像を絶する鬼っぷり。ウォーミングアップなしで、いきなりドッカーン。心拍数はほぼマックスで、開始10分で突然の頭痛から吐き気。なかみ、全部出た。レースでもこんなに吐いたことはない。レースでもないのにそんなんだからブログを書くさ。

難所では後方から「ここで脚ついたらガリガリ君な」と。コースを知り尽くした男、勝機ありということだろう。「あい」と生返事をして、数メートル先で脚をつく。抜いていく軍曹、目の前で脚をつく。いいのか、それで!

下りではピッタリと後ろにつき、プレッシャー。圧がすごすぎて、オーバースピード。2回も転ける。

きつすぎて、アホ毛がでた
きつかったなぁ。レースでも脚を攣ったことないんだよ。ぬるい話だけども。なのに、今日ったら、数えきれないほど攣った。攣っても攣っても「進行せよ」と留まることは許されない。軍隊か、まじで。

しかし、楽しかったね。ちーたまの面々と走ると、攣っても笑いがおきる。また誘ってください。

後日更新された「ちーたまの男前担当ネパール氏のブログ」にエール(?)が。そうなんだ、そんな風に思っていたのか。あたしの劣化ではない、ちーたまのみんなが強くなったんだ。がんばりますよ、あたしも。