2012年12月22日土曜日

カンパニョーロのクランクにアウター42Tをつける

「アウター46T、インナー36T」、シクロクロス競技においては極めて一般的なチェーンリングがセットされたクランクを購入し、さして疑問に思わず、約1年を過ごした。

アウターに黒いリングを。見た目も悪くない。
「一般的なものを買っておけばひとまず安心」という気持ち。「カンパのクランクかっこいいし」という実用度より見た目を優先する気持ち。

しかしながら、実際にこれでレースに出てみると、フロントはアウター、リアはロー側を使うことが多く、明らかにチェーンに無理をかけていた。ギリギリときしむ音をたてることもあり、力の伝達効率も悪そうだった。

ここで言う「一般的」とは「プロ選手やトップレベルの選手に言える一般」であって、自分の脚力には合っていないのだろう。

そこでアウターを42Tに。

PCD110のCampagnolo用アウターリングを探すのは難しい。インターネットで検索してもなかなか見当たらない。

そもそも製品としてないかもしれない。

ならばと、ストロングライトのインナー用チェーンリングをアウターにつけてしまう奇策(?)をとる。

インナー用リングなので、アウターリングに施されるような、スムーズな変速のための切削処理はされていない。

では、実際の変速性能はどうか。

インナーとアウターの落差が減った分、問題のないレベルで変速する。変速中は少しだけ踏み込みを優しくしてあげるくらいでよい。間違いなく実用レベルの範囲におさまる(シマノの変速に慣れた人にはトホホかも。ヘロヘロの状態でストレスなく変速したけりゃ、シマノの電動じゃないかなぁと)。

前回のGPミストラルはこのギアで出場した。過不足を感じない。勝てなかったのは機材ではなく、自分の力不足だ。

スタートダッシュで時速45kmくらい出しちゃうならもう少し重くてもいいのかな。44Tとかさー。ギア比がウンヌンカンヌンとかめんどくさいので言いません。

ってことで、「あれ、もしかして私、貧脚」と思ったら44Tくらいから試してみたらどーかねー。トップカテゴリーの選手でアウター44Tを使い上位に食い込んでいるチームメイトもいますよ。この事実が説得力に? 彼はシマノにSUGINOの44Tだけど。ふふふ。

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