2011年8月31日水曜日

勝つためのインターバル・トレーニング

勝つためのインターバル・トレーニングについて書くよ。って、あんたは一度も勝ってないし…ってツッコミはなしね。

今日、カテゴリー1の選手と練習する機会があった。こっそりと「八の字」の練習をしていたら、そこに偶然彼があらわれ、意図せず一緒に走ることに。

ゆったりと会話しながら走るうちになんとなく、インターバルやっちゃうかという流れになった。

会話して走る間の自分(未勝利)の心拍は149bpm、カテゴリー1の彼の心拍は160bpmを刻んでいた。朝のサイクリング・ロードで並走していたから両者にかかる負荷は似たりよったりだったと考えると、いま強いのは自分なのかと思うわけで。むふふ。

さて、速度があがった。並走しながらついて行く。自分の心拍は180bpmを超えた。

速度はそのままであえぐ自分。まだまだ走る。終わらない。いつまで全力出すんだよ、インターバルってこんなツラかった?と思った瞬間、失速する自分。完全に萎えている(´Д` )

あっという間に差がひらき前方を走る彼もやっと速度が落ちた。

追いついたところで、4分の全力であることを知らされる。4分と知って走る4分と「インターバルっていえば、長くても全力1分くらいの繰り返しでしょ」と思って始めた全力4分では覚悟が違い並走するにも不利ではあるわけだが、彼のインターバル・トレーニングは「4分全力、4分レストを4回」、これを複数回行うものであった。

女子マスターズ世界チャンピオンの荻島さんが推奨するインターバル・トレーニングに4分というものもあったが、そのトレーニングは最高にきついインターバル・トレーニングに位置してた。1分のインターバルでも十分なトレーニングであり、4分は素人にはオススメしませんという感じでそれを強く推奨する感じではなかった。

トレーニング・メニューはその人の身体の状態や目標次第で考える必要があるということだ。

「トレーニング方法は人それぞれ」という結論じゃ、無難大好きないい子ちゃんすぎて(?)とてもためにならないブログ。「いいね!」がもらえない。

レース本番のコースを1周まわるうち4分くらいは全力にちかい負荷でもがき、4分は少し力を抜く区間になっているのではないかという想定が彼のなかにある。本番を見据え、本番と同等、できれば本番以上の負荷をかけるものが、勝つためのインターバル・トレーニングということになる。

勝ち負けは展開次第だよとロードレースの選手は言うかもしれない。シクロクロスはロードレースよりは個人の能力が結果に繋がる競技であると言われている。

だったらどうする?