試走中、舗装路のカーブで前を走っていた人がブレーキをかけ滑って落車。その人をひいてしまうわけにもいかずブレーキをかけ自分も落車。ジャパンカップの傷の上にまた傷をつくってしまった(;´д`)
落車の痛みをコンチクショー!という気持ちに変えてレースに臨むしかない。そんな1日の始まり。
firtree_momikoさん撮影 |
そのせいで、基本的にほとんどの人がフライング。そんな中「ズルはいけないよ、君たち!」と純粋真っ直ぐちゃんの自分はホイッスルの音と同時にスタート。それでもペダルは一発ではまり、スイスイっと踏み出す。
特に強く踏むことなく先頭に出てしまう。「ちょ、先頭はマズイぞー」と思いつつ、そのまま進む。自分の意志ではなく、後ろからのプレッシャーで踏まされてる状態。草地から砂利に出る部分をオーバスピードで突っ込み外にふくらんだ瞬間、1人に抜かれるが、後ろにつく。
そして苦手な凸凹コースへ。ここでも先頭のうしろについていたが、もう1人がさらに後方から抜く。3位に順位を落としてはいるが、3人が先頭のパックとして走る。まだ大丈夫。いつでも抜ける。心拍も体感的にきつくない。ローラー台でのアップを入念にやったおかげだろう。
そして、3人はスピードが死んだすぐ後に大きくのぼる難所へ突入。試走では降車せずにクリアできたこの難所。本番でも乗車したままクリアするつもりだったが、前ふたりが降車してしまい詰まる。
仕方なく降車したが、自分のギアはここを乗車したままでクリアすることが前提の軽いギアのまま。前走ふたりは重めのギアで仕方なく降車していたため、そのセクションの後ギア比によるスピード差があり距離がやや開く。
インナーからアウターになかなか乗らない。ガリガリガリガリ。あーもー。一度、集中が切れると強く踏めない。どんどん差が開いてトップが遠くに見え心折れる。折れた心は身体を楽なほうへ楽なほうへ。脚が重くなればギアを軽くしてしまう。そんなこんなで数人に抜かれ、最終結果はトップから1分12秒差の6位。
次回はトップに出てしまったらトップのまま千切るつもりで行く。心を折られるのではなく、折るのは自分。
脚が重くなっても軽いギアに入れない。腰をあげてダンシングして加速し、そのスピードを殺さないペダリングを行う。
トライ&エラーで改善点も増えている。でもまだまだ勝てそうにない。ここ数戦、もしかしたら勝てるかもしれないとうドキドキを味わってはいるけどもう十分だ。そろそろ勝ちのよろこびも味わいたい。強いメンタル、吐くまで踏める強いメンタルをどうにかして手に入れなければ。
練習内容も変えるぞ!